花粉注意日
日本気象協会によると、花粉の要注意日は以下のとおりです。
1.前日または当日の明け方まで雨が降っていた
2.その後、天気が回復して晴れ、
3.南風が強く、気温が高い
つまり「晴れて風の強い日」は徹底防御に限ります。
1日の内、花粉の飛散量が多いのはお昼過ぎで、そして、飛んだ花粉が上空から落ちてくる夕方は特に注意が必要です。
花粉症予防
花粉症予防には、鼻の粘膜によけいな刺激を与えないことが大切です。
特に煙草はタバコの煙に含まれている化学物質が鼻の粘膜を刺激して、花粉症の症状を悪化させてしまいます。
喫煙者本人はもちろん、タバコを吸わない方も、できる限りタバコの煙にさらされないようにする必要があります。
花粉症の鼻づまりの原因は、鼻の粘膜が充血・うっ血することです。
花粉症の季節は年度のかわり目でもあり、何かと飲酒の機会も増えてくるものです。
アルコールを飲むと血行が良くなり、鼻の粘膜の充血が促進されるために、鼻づまりの症状がさらにひどくなります。
気温が急激に変化すると、鼻の粘膜は過敏になって花粉症の症状が悪化しやすい状態になります。
マスクをすると、花粉を防ぐばかりでなく、このような気温の変化が鼻やのどに与える刺激を緩和することができます。
また、睡眠不足、心身の疲労、ストレスなどで自律神経が失調気味になると、花粉症の症状がひどくなる傾向があります。
花粉症の症状を悪化させないために、不規則な生活を避け、充分な睡眠をとってストレスをためないことなど日常生活の工夫が必要です。