男性の悩みである早漏を改善する方法はたくさん考案されてきました。
SRIという抗うつ剤を医薬品として処方する治療法も登場し、
早漏防止の方法はたくさん生み出されています。
手軽に、内側からではなく外側から出来る早漏対策もあります。
それは、外側を何かで覆ってしまうということです。
コンドームを正しく利用すれば避妊効果も高く、性感染症の感染予防にも
有効だということで世界的に利用が推奨されています。
しかし、直接粘膜が触れ合う感覚が損なわれるために性行為の快感が少なくなってします。
この効果を逆に利用すれば早漏防止に役立ちます。
コンドームはどこまでこのナマ状態に近づけることが出来るかという研究が行われ、
薄さや密着感を競い合ってきましたが、
早漏防止用のコンドームは、逆に厚く作られています。
通常のコンドームは0.03〜0.05ミリ程度の厚さになっているのですが、
早漏防止コンドームは0.1ミリ程度と倍の厚さです。
この厚さが性感を弱めるため、早漏を物理的に防止します。
さらに、最近の早漏防止コンドームには早漏防止ジェル入りなっているものが多く、
性感を鈍らせる効果のあるジェルが塗布されています。
手軽に出来て避妊や性感染症防止の効果もあるコンドームは、いいことづくしの早漏対策です。
早漏そのものを根本的に改善し、体質改善を目指す
研究も進められています。
早漏はEDとも密接な関係があり、どちらも男性機能そのものに
関係のある話なので、あらゆる部分が共通し、互いに関連しています。
男性機能は体調や精神状態に大きく影響を受け、心身ともに健康であることが必要です。
過労や睡眠不足は最も男性機能に悪影響を及ぼし、
疲れている状態だと性的興奮を抑えるホルモンが分泌されにくくなり、
興奮したらそのまま一気に絶頂を迎えてしまいやすくなります。
EDではないにしても、勃起力に悩みを抱えている人は早漏になりやすいと言われています。
勃起が持続しない人は、せっかく立ったものを放置しているとすぐに萎えてしまうことを知っているため、パートナーの女性をガッカリさせないためにも短い勃起時間の間に性行為をしようとしてしまい、その結果性行為にかける時間が短くなり、早漏になってしまいます。