入学式のシーズン
入学式のシーズンがやってきました。
入学式シーズンがやって来るということは、その前に卒業式のシーズンも同時にやってくるので、ショッピングセンターに行くと卒業式や入学式向けのフォーマルウェアや学習机などのコーナーが設けられます。
毎年、有名大学などの入学式が大きくニュースに取り上げられます。
毎年、同じことですが、入学式の様子はニュースで大きく取り上げられます。
入学シーズンが4月というのは世界的には、少数派で、欧米などではほとんどの国での入学シーズンは9月です。
ちょっと変わっているのがスウェーデンで、満7歳を迎えた時点で入学となるので、1人ずつ入学時期が違います。
誕生日が早い子は早くから学校になじむことが出来ますが、誕生日が遅い子になるとすでに学校になじんだ子ばかりのところに入っていくことになります。
また、授業はどのように進行するのがが不思議に思います。
日本の入学式というのは祝辞や挨拶が主体となっており、儀式的な意味合いが強いのが特徴で、有名な学校の入学式がニュースで紹介されるのもそういった国民性の表れでしょう。
入学式の祝辞や挨拶
日本人は、祝辞や挨拶、スピーチといった人前で言葉を述べる機会をとても大切にします。
少しでも地位のある人に含蓄のある話をしてもらうことが儀式そのものを価値を高めることになると考えられています。
祝辞を頼まれた人にとっては祝辞や挨拶のできが、逆にその人の社会的地位を左右するので、プレッシャーとなります。
入学式の祝辞を述べる人というのはその入学式に出席している人の中で最も地位の高い人というのが普通で、来賓などで地位の高い人が来ている場合は、その人に祝辞を述べてもらうこともあります。
小学校の場合は、「新入生の皆さん、●●小学校へご入学おめでとうございます」というお祝いの言葉から始まり、幼稚園や保育園と小学校の生活との違いを話し、これまでも色々な友達が出来たという思うが、これからはもっとたくさんの子供と知り合うのでたくさんの友達を作って思い出を作って欲しいという言葉を述べるような感じになります。
祝辞は子供たちだけではなく親御さんにも向けられ、親御さんに入学お祝いの言葉を述べ、自分たちだけで悩みがちな親御さんに向けて、自分たちだけで悩まずにPTAを積極的に利用するように促したりします。