大学校の入学式
大学ではなく大学校という学校があります。
大学と名前は似ていますが、似て非なるものです。
大学校と名のつく学校として有名なものは防衛大学校や気象大学校などです。
防衛大学校なら防衛関係、つまり自衛隊の幹部を養成する学校で、軍隊式に言うと士官学校です。
気象大学校というのは気象庁の幹部候補を養成する学校で、気象予報士のプロを育成する学校です。
大学校は一般の大学とは違って士官や特別な技術者を養成するという意味合いがあるので学校の存在自体が特殊です。
の卒業式などには独特の儀式があったりします。
防衛大学校は自衛隊の士官学校で、、防衛大学校は世界からは“日本軍の士官学校”とみなされています。
入学式はもちろん軍隊式の正式な儀式にのっとって行われ、軍人のような制服に身を包んだ新入学生が日本の国土防衛や世界の平和などについて責任ある仕事が出来る人材になることを誓ったり、軍隊式の行進などがあるのでさながら軍人養成学校です。
学校生活は全てが日課に基づいて行われるので、決して一般の大学のようなキャンパスライフを送るわけにはいきません。
学校生活は全寮制で全学生が寮から学校まで軍服姿で行進します。
防衛大学校には卒業式にもちょっと珍しい風習があり、卒業式に卒業生全員が自分の帽子を空に放り投げて、そのまま走り去るというものです。これはアメリカの陸軍士官学校で行われているものを真似たそうです。
入学式の服装(洋装)
入学式は、フォーマルなイベントです。フォーマルとなると、
小学校や中学校、高校などは制服があればその制服で出席するのが当然で、
大学となるとほとんどの大学が私服なので、入学式に何を着ていけば良いのか迷ってしまいますが、男性はもちろんスーツが最も無難です。
男性は無難な衣装があるのでそれで良いのですが、難しいのは女性で、
入学する本人であれば女性であってもスーツなどが一般的なので就職活動とそれほど変わりません。
入学式に出席する親御さんといっても父親の場合はスーツで問題ありません。
女性の場合はこうでないといけないという決まりごとが少ない分、その人の常識やセンスによるところが大きくなり、フォーマルな服装となると、まず考えられるのが洋装か和装かという選択肢です。
洋装の場合、入学式に洋装で臨む場合の定番はスーツに真珠ネックレスです。
これは入学式だけでなく女性のフォーマル洋装で基本となるスタイルです。
入学式は祝い事ですから特に葬祭っぽくならないようにすることが大切です。