フラワーデザイナーの資格取得
フラワーデザイナー資格の受験資格として、受験に必要な単位の認定が必要とされます。この認定はNFD講師かNFD公認スクールが行い、3級でも簡単ではないので、約半年から1年くらいは試験受験のための勉強をしなくてはなりません。
受験申し込みをして無事に3級に合格することではじめて、NFDの正会員として入会する資格を得ることができます。
正会員になるには、入会金は1万円、年会費は毎年1万5千円です。
2級、1級の受験でも必要単位の他に、12ヶ月以上在籍していることが受験資格として求められ、銀座、吉祥寺、調布市など東京都、北海道、大阪、愛知(名古屋他)、京都、福岡、兵庫(芦屋、神戸他)、神奈川(横浜他)、北海道(札幌他)、富山、岩手(仙台他)、鹿児島、宮崎など、全国に約500校あるNFD公認スクールで、試験受験のための勉強をする必要があります。
NFD公認スクールでは、短期集中コースから更に短期間に集約したウィークリーコースなど、受験(受講)者の事情に合わせて何種類か選べるようになっています。
教室選びの際には、そこでどんな資格が取れるのかを事前にチェックすることが大切です。
お花屋さんなど、花の装飾に関わるお仕事に従事する方のための資格には、フラワー装飾技能士資格という、国家検定試験があります。
ブライダルコンサルタントの資格
ブライダルコンサルタントの資格は、既にお花のお仕事の実地訓練を積んでいる方向けの資格です。
受験資格はブライダル関連のお仕事に携わっていることが条件で、実務経験は2年以上必要とされます。
ラワーデザイナーだけではなく、美容師、式場コンサルタント、貸衣装業者、婚礼写真家なども含み、コンサルタントの資格をとると、ブライダルプロデューサーや全日本ブライダル協会の講師という道を開くこともできます。
国際的にフラワーアレンジメントに携わりたいという方向けに、「DAFA」プルミエ資格というのもあります。
DAFAは英語のDiplome Danimation Florale Artistiqueの略です。
DAFAは本試験が毎年パリで行われている、フランス国立園芸協会SNHFが発行する資格です。
こうした資格はプロフェッショナルとして活躍したい、と本気で花に携わる方向けです。
フラワーデザイナーや講師になるために、海外へ留学する方も増えており、より高い技術が求められています。
各種教室はそれぞれに特定の団体と提携している場合が多くが、将来海外で活躍したいのなら、海外に強い教室を選ばなくてはなりません。
国際フラワーアレンジメント協会(IFA)は、日本だけではなく、世界の各都市に事務局や支部があり、フリーランサーの活動をバックアップしています。
パリ国際フリーランサーズ協会(PIFA)は、ロンドンやパリをはじめとして、海外在住のフリーランサーを数多く登録し、国際的に活動したいプロの方を応援しています。