人工妊娠中絶手術を受ける前に
妊娠が進んで子宮内の胎児、胎盤が大きくなれば大きくなるほど、手術は困難になり、副作用、後遺症も起こりやすくなります。
人工妊娠中絶手術を受けるのならできるだけ早く受けるようにします。
なかなか決心がつかなかったり、男性との話し合いがうまくいかなかったりして、
手術を受けるのが先延ばしになりやすいですが、妊娠の初期であれば、進行後に比べて安全に手術を行うことができます。
医師は、母体保護法指定医を探します。
母体保護法では、3年間適切な指導者のもとで産婦人科の研修を受けたもの、
または、産婦人科研修を5年以上受け、認定医試験に合格した産婦人科認定医に
母体保護法指定医という資格を与えています。
人工妊娠中絶手術を受ける時の注意
手術の前日の夕食は少なめにします。
当日は飲食をしないで、病院に行きます。
お化粧等、メイクはしないで行きます。
手術の前日から、手術後には3〜7日間は安静にします。
できれば手術当日は入院します。
無理して翌日から会社に出勤したりすると、のちのち後遺症で悩むことになるかもしれません。
せめて、2、3日は休暇をとりましょう。
手術の1週間後に、診察を受け、子宮の状態、感染症の有無を調べます。
1週間以上すぎても出血がとまらなかったり、下腹痛、発熱、吐き気などがあったら、すぐ医師の診察を受けてるようにします。