花粉を体内に入れない
花粉症の予防には花粉が体内に入ることを防ぐことです。
ここでは花粉の侵入を食い止めるために有効なガード用品をご紹介します。
よく売られている花粉症対策グッズとしてマスクやゴーグル、メガネなどがあります。それでは順にお話していきましょう。
花粉症の時期になると街にマスクをした人があふれるという光景が毎年繰り返されています。最近のマスクというのは実によく出来ていて、何層構造にもなっていてどんなに細かい花粉の粒も通さない作りになっています。
マスクが高性能になると、風邪やインフルエンザなどの予防にも有効なので花粉症の時期以外に風邪やインフルエンザが流行る時期のためにも常備しておきたいものです。医師の意見も花粉症予防にはやっぱりマスクという意見が大勢ですので、効果はあらゆる方面から立証されています。
メガネやゴーグルは花粉症の症状が重い人に時々見られます。
目に花粉が入らないようにゴーグルのような装備をしてガードするのです。これもマスクと同じように物理的に花粉の侵入を阻止するため、花粉症の症状がひどいという人にはおススメです。
花粉症の治療法
アロマテラピーやハーブなどを用いた花粉症予防の方法もあります。
テラピーとは治療法、というような意味ですからアロマ(芳香)によって体の問題を改善しようとするものです。エッセンシャルオイルの中でもユーカリは抗菌性が強く粘膜の炎症を抑える働きがありますから、この作用は花粉症に対して非常に有効です。
粘膜の炎症というのは花粉症そのものですから、ユーカリは花粉症を発症してからでも効き目があることを示しています。
ユーカリはオーストラリアに自生しているコアラの大好物で、オーストラリアの先住民族は怪我をしたら包帯の代わりにユーカリの葉を巻いていたそうで、昔の人はユーカリの抗菌作用をよく知っていたということですね。
同じような効果が期待できるエッセンシャルオイルとして、ティートリーがあります。
ティートリーもユーカリとよく似た効果があるので、花粉症に有効であるとされています。こちらは紅茶などの飲み物に1、2滴落として飲むと効果があるそうです。
アロマテラピーに続いて、ハーブはどうでしょうか。ハーブとはアロマテラピーのように天然の植物を使ったリラクゼーションですが、このハーブにも花粉症に効果のあるものがあります。
ハーブで花粉症対策を、となると間違いなく筆頭に上げられるのがネトル(セイヨウイラクサ)です。
このネトルには抗ヒスタミン薬と同じ薬理作用があります。