日本の狭い家
古くから日本には狭い家の空間を少しでも広くしようとする工夫がたくさん考案されていて、それは、インテリアの考え方に大きく影響しています。
狭い家を少しでも広く使ったり、広く見せる手法は非常に発達していて、その手法は非常に発達しています。
枚数や個数が多いものは外に見えていると散らかった印象を与えるので、そのせいで部屋が狭く見えてしまいます。
個数の多いものの収納を考えます。
クローゼットに入りきらない服はハンガーを購入してそこにまとめます。そしてハンガーの上からカバーをかけると服が見えなくなるので、スッキリして見えます。せっかくハンガーにかけていても服が丸見えだとゴチャゴチャしているように見えるので、やはり隠したほうが良いと思います。これは他にも個数の多いものとしてご紹介した本やCDなども同様です。
インテリア・グッズにはたくさん便利なものが売られていて、
ホームセンターに行くと必ずポールと天板を自分で組み合わせて使う棚が売られていて、
これは組み立て式ラックといいますが、自分で使いたいサイズのものを組み合わせることが出来るため、限られたスペースをムダにしないインテリア収納に大変有効です。
収納グッズは主にホームセンターに行くと色々なものを見ることが出来ますが、収納のプロと言われる人々が皆揃って利用しているのが100円ショップです。
インテリアの外観や機能性
インテリアの外観や機能性を左右する最も大きな要素は何と言っても家具と光です。
この2つの要素でインテリアの大きな方向性は決まると言ってもよく、インテリア雑誌の表紙に登場するきれいな部屋を見ると、高そうな家具と明るい光が大きなポイントを占めていることが分かります。
インテリアと家具の関係を語るにはこのスペースだけでは到底足りず、どんなテーマのインテリアにするかや、予算によっても大きく異なります。
インテリアと家具の関係はそれほど奥が深く、インテリアを工夫したいと考えている人の多くは、家具に良いものを選ぶことによって家の中の生活感を極力なくそうと考えています。
しかし、自宅は間違いなく毎日生活している場所なので、放っておくと生活感たっぷりの部屋になってしまいます。それをいかにしてモデルルームのような部屋にするか、というのが大きなテーマとなります。
寝室や各部屋は生活感があっても仕方ありませんが、リビングだけは生活感のないインテリアにしたいと考える人が最も多いようで、凝ったインテリアの大半はリビングが舞台となります。