風水
風水からインテリアを見るとまず方角(方位)と色が重要になってくるようで、
家自体の方角などは大幅な建替えでもしない限り運勢アップは望めないでしょうが、室内に様々なインテリア雑貨を飾ったりする事で運気アップが図れます。
風水とは中国で生まれたものですが、国政を司る者が勉強し実践する事で国の安泰を護り作り上げていく為のもので、庶民が現在のようにインテリアなどに用い出したのは、風水の長い歴史から言えばごく最近の事のようです。
日本の京都なども、風水を元に建設されたといわれています。
方角(方位)と色だけではなく、室内が清潔に整えられている事がとても大切になります。せっかく方位や色に気をつけてインテリア雑貨を飾っても、掃除の行き届いていない室内では良い運気も逃げていってしまうそうです。
特に重要なのが玄関とキッチンで、玄関は全ての運気を取り込む場所となるので、良い環境であれば良い運気を取り入れる事ができ、悪い環境であれば悪い運気が入り込みます。
こちらは白い小物などで揃えるのがベストとなります。また色の意味や方位の意味がたくさんあるので、それぞれの特性を上手にインテリアに取り入れる事で運気を上げる効果があります。
洋風インテリアと和風インテリア
一時期は海外から輸入される斬新で奇抜なデザインのインテリアが注目され、日本古来のインテリアが押され気味の時代がありましたが、最近では和風インテリアも見直され出しています。
昔ながらのインテリアだけでなく、洋風インテリアと融合した新しいタイプの和風インテリアも大きな役割を果たしたと思います。障子ではなく和風カーテン、畳ではなく和風ラグなど目新しい物なのに懐かしい気持ちが生まれる商品が、数多く作られてきました。
また障子には閉めていても外の明かりを室内に取り入れられるという利点があります。そして日本の代表的なカーペットといえば畳です。
こちらも通常のカーペットに比べダニの繁殖が少なく湿気も溜めないので、日本の気候に合ったインテリアといえます。西洋インテリアの普及によってカーペットが使われるようになってから、ダニなどハウスダストによるアレルギーの拡大が懸念されてきました。
住宅も西洋化した事で気密性が高まったのも大きなきっかけとなったのです。ただ、一概に西洋インテリアが良くないという事ではなく、昔からの和風インテリアには火災にとても弱いという事もありますので、洋風・和風ともに良い点を引き出してあげる事が重要ではないかと思います。