模擬試験を受ける意味
小学校の受験では、模擬試験の結果の偏差値があまりあてにならないところが
中学校以上の入学試験とは大きく違います。
小学校入試で受験するのは幼児なので、
入学試験そのものに不確定な要素が多いからです。
模擬試験は希望者のみが本番試験に近い形でテストを行うもので、
いろいろな塾が主催となりスケジュールに応じて有料で公開・実施されています。
志望する小学校や難易度別に模擬試験が行われていて、頻繁に行われています。
模擬試験の結果で出される偏差値などは、小学校の受験の場合、当日の入学試験を大きく左右するほどのものではありません。
模擬試験ではいつも上位成績を収めていていても、本番の入学試験では不合格だったという話もよく耳にします。
全くあてにならないという意味ではないのですが、その理由は小学校入試で受験するのは幼児であるということと、入学試験そのものに不確定な要素が多いということです。
さて、小学校受験をするにあたって、「模擬試験」というものがあります。
模擬試験は、小学校受験の入学試験とは別物で、入学試験を受ける前に模擬で行うテストのことをいいます。
入学試験はもちろんその小学校が開催するものに対して、模擬試験は主に塾などで開催されます。
小学校受験を目指すなら模擬試験を受けた方がいいのかどうかというと、
できれば受けておくことをお勧めします。
模擬試験はテストの内容や結果が全てではなく、いつもと違う、知らない場所で、テストを受けるという環境を経験しておくことに大きく意味があります。
本番での入学試験はその日のコンディションや口頭試問などの出題者との相性などが
左右するところが大きく、いつもと違う場所・環境で試験を体験しておくことがとても重要です。
志望校が決まったら
志望校が決まったら、願書を出願します。
毎年9月頃には出願時期となります。
願書は学校側の貴重な資料となり、また面接をするときの質問材料とされます。
読みやすく・伝わりやすく、丁寧に書くことを心がけましょう。
下書きをして、書き損じた場合も想定して、願書を2部入手しておきます。
汚れた願書を提出しては心象も悪くなりますので、汚さないことが大切です。
記入しやすくするために鉛筆で下書きをする場合がありますが、
インクが乾かないうちに線を消そうとすると汚れてしまいます。
写真ははがれてしまったときのために、貼り付ける前に裏に名前を書いておき、
まがらないようにまっすぐと貼ります。
印鑑はシャチハタではなく正式な印鑑を、まっすぐに押印します。
記入の終った願書はコピーをとっておくと、面接の演習などにも役立ちます。
欄をのこしたり、余白があるとあまり良い印象をあたえないので、
各項目の欄は空白をつくらないようにして、最後ま埋めるようにします。
志望理由は、家庭での教育方針と学校の教育理念の共通する部分を説得力をもたせて表現するとよいです。